看護部 病棟紹介
第1病棟
当病棟は脳神経内科・内科の方が入院されている病棟です。脳神経内科は、パーキンソン病や筋萎縮性側索硬化症、脊髄小脳変性症などの疾患の方、内科は緩和ケアを要する疾患の方や内視鏡検査を受けられる方が入院されています。
長期療養の方には、入院中でも四季を感じられるような取り組みのほか、より快適に入院生活をお過ごしいただけるよう努めています。 また、自宅と病院を行き来しながら日常生活を送っている方もいらっしゃいます。
地域の関係者の方々と協働し、社会資源を活用しながら自分らしい生活が送れるような看護を目指しています。
第3病棟
重症心身障がい(児)者の病棟です。患者さんの年齢は、4歳から60歳代の幅広い年代の方が入院されています。当病棟は、摂食できる患者さんが9割を占めています。患者さんの状態を見極めながら、医師や理学療法士、言語聴覚士、栄養士、保育士など多職種とポジショニングや摂食の評価を定期的に実施しています。患者さんに食事の楽しみを味わって頂くように「安全に楽しく、美味しく食べることができること」を大切にして、一人ひとりにゆっくり時間をかけて食事できるように支援しています。
また、活動性の高い患者さんも多く、リハビリや療育活動を中心に患者さんの持てる力やADLが維持できるように生活環境を整えています。
第5病棟
5病棟は病床60床の重症心身障がい(児)者病棟です。9歳から70歳と幅広い年代の方が入院されており、療養、教育の場を40名以上のスタッフがアットホームな環境を整え、患者さん目線で日々の生活を支援できるよう努力しています。また、患者さんの持てる力を引き出すと共に笑顔も引き出せるよう、多職種連携して患者さんを多角的にとらえるカンファレンスを実施しています。患者さんの尊厳を守るために、人として看護師として、倫理面の検討を重ね、患者ファーストをモットーにしています。
第6病棟
6病棟は病床数が50床あり、医療的ケアの高い患者さんが多く入院されています。入院患者の平均年齢は20歳で、未就学児が患者の全体の20%を占めており、成長発達過程にある小児患者が多いのが特徴です。また在宅で生活されている方のニーズに合わせ、レスパイト入院を受け入れており、家庭や地域生活の充実を促すための支援も行っております。
保育・余暇活動を通じ季節の催し物や、音楽療法など年間を通し療育活動を行い、充実した時間が過ごせるように、多職種と協働、連携し看護実践しています。
外 来
主に脳神経内科、内科、整形外科、小児科などの診療部門に携わっています。
専門的な知識・技術をもった看護師が、医師や他職種と連携し相談・指導・ケアを行っており、様々な発達段階にあるお子さんや在宅で療養されている患者さんとご家族に寄り添って、その人らしく生活できるよう支援しております。